8月まとめ

 記事執筆時点で8月が残り5時間を切っている。今日仕事をしていたら「むにきくん月末だから締めの書類出してね。」と言われて変な声が出た。毎月思うけどあっという間に1か月が終わる。こうして1年があっという間に過ぎてまた年を重ねるのだなあと思い始めると憂鬱になる。年取りたくねえ~~~~~。
 ってことで8月の月報です(雑導入)もう来月から最近のエロ同人誌で流行ってる導入無しでほんへ始まる感じにしようかな。え、流行ってない?うそでしょ・・・。

響け!

 8月5日に待ち望んでいた響け!ユーフォニアムの劇場特別編を観てきた。原作小説でも描かれていたアンサンブルコンテスト編であり、来年4月から始まるテレビアニメ第3期に向けての作品であった。語りたいことは下にネタバレ注意として書いておく。私は初見の鑑賞が監督たちの舞台挨拶であったため、クソデカ感情を抱きながら石原監督や小川副監督、原作者の武田綾乃氏の話を聞いてよりクソデカ感情を抱えることになっていた。監督がちょいちょい記憶喪失になっているかと思いきやここぞというところでファンの気持ち掴む発言していたのを見て、やっぱ監督する人ってすげえんだなあともなっていた。初見で映画を観終えた後はかなり高揚しており、久々にオタクの買い物をして財布を冷やしていた。今クレカの請求額を見て肝も冷やしてる。あまりにも高揚しすぎてその日のチケットを取ろうとしたら次の日のチケットを取ってしまい、翌日もしっかり映画を観に行った。ゆのい。


以下、映画及び原作ネタバレ含む感想

微妙だったところ

  • アニメ前作『誓いのフィナーレ』の終わり方が「久美子が部長になりました。」ってところ。そして今作がいきなり部長としての初仕事となっていたため、久美子が部長に任命された際の話やその時の葛藤が全カットを食らっている。(原作では優子と夏紀にファミレスで言われ動揺しつつも最後は受け入れ、秀一に「部長に専念したい」と別れを告げるめちゃくちゃ重要な話がある)恐らく誓いのフィナーレで既に久美子と秀一の恋人関係が解消されてしまっていることや尺の問題などがあってそうなったのだろう。しかし個人的にはあまりにももったいないのと、あの面倒臭い性格をした久美子が最初から部長職に対して覚悟決まりまくっているのが違和感でしかなかった。後述でも触れるが、久美子の心情描写をメインにした作品であれば部長職に任命された時の久美子の心情描写も入れてあげて欲しかった。
  • 小日向夢の弱さをもう少し描いてくれても良いのではないかなあと感じた。ただあの尺に、久美子の頑張りをメインに描くってなるとまあ無理だわなとなる。というか夢が緊張を克服するのは加部ちゃん先輩が引退する前だからアンコン編で描くのはまた違うのだろうし、加部ちゃんの役を久美子に代えるのはそれはそれで解釈違いで発狂するだろうからまあ仕方ない。でもすごく好きなシーンなのでどっかで描いてほしい。
  • 最後の演奏、部員紹介じゃなくて演奏シーンが欲しかったなあってやっぱり思う。原作は演奏シーンで久美子の感情をある意味締めくくってるが、アニメはそれが無くてちょっと残念だった。というかあの部員紹介、いる?

良かったところ

  • OPめっちゃ良かった。エモすぎ。最初から大号泣じゃボケ。演奏とこれまでの軌跡を一緒に見せられて泣かん奴おるか?おらんやろ。もう本当に良かった。でも優子が崩れてるところ隠し撮りすんのはやめてやってくれ。顔から火を噴きだすぞあの娘。
  • さっきも触れたけど全体的に「久美子の頑張り」を描いていて、久美子を中心とした展開だったから話もブレなくて見やすかった。まあ言ってしまえばあまり「転」がない構成とも見れるんだけど、これだけユーフォを待っていた身としては安心して見れる方が助かる。どうせ3期で情緒を破壊されるので。
  • 黒沢ともよさんの演技が本当に良くて、黄前久美子の声優がこの人で本当に良かった~~~~。ってなった。感情の出し方やちょっとぎこちない時の声色などなど、黒沢ともよさんにしかできない演技だと心から思う。麗奈と水道で話しているシーンめちゃくちゃすき。少なくとも親の顔よりはすき。
  • 主題歌良くないですか?良いですよね。さすがTRUEさん。優しい歌い出しと力強いサビに魅せられて気づいたらまた泣いてた。エンドロールで「京都アニメーション」の文字を見て、悲しいこともあったけどそれでも今いる人たちが全力でユーフォを届けてくれたのだと思うと本当に涙が止まらなかった。ユーフォを届けてくれて本当にありがとう・・・。

 総じて、原作読んでいる身としては色々もったいない端折り方をしているなあと思いつつも、とにかく映像として届けてくれたことにまず感謝をしたい作品。そして正直内容には微妙な感情を抱いているけど3期で手のひら返すのはまあ分かっているので、粗探しみたいなことはせずに原作読んで待っていようと思う。盲目的とも見れるけど、ファンなんてそんなものである。少なくとも俺はそうなので、本当にユーフォを届けてくれて、3期をやるって言ってくれてありがとうって思う。願わくばドラマCDで夢の緊張克服回やってもらえたらと思うので、そのためにもばかすか金を落としていこうと思う。

虚無!

 8月9日から20日まで、実に11日もの間お盆休みをいただいた。職場の関係でここで有給を消化するらしい。前の部署では考えられない連休に心躍らせつつも世間はお盆真っただ中。宿を取るにももう高く、道路は連日激混み。結局休みに入るまでなんの予定も立てずに休みがスタート。連日はらがみをするか寝るかみたいな虚無が始まった。
 あまりにも虚無すぎるため黄色い車のお友達を誘って黒部ダムにでも進撃しようとしたところ、台風が直撃。ほどなくして延期となる。仕方も金も無いのでじゃあ実家に帰って乞食するかと思ったら実家でコロナ陽性が出てこれも延期に。結局ほぼすべてを家で過ごしていた。はらがみのアプデが来てくれたおかげで後半は暇をせずに済んだのが本当にありがたい。フォンテーヌとても楽しい。クロリンデさん早く実装されて。うそ、石が無いからもう少し待って。
 てかあまりにも虚無すぎてこの話題もう終わる。来年は事前に計画立てて旅行とかしようと思いました。おしまい。

今月の曲

 アンサンブル/TRUE
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 ユーフォアンコン編の主題歌。「響かせて、君の音。聞かせてよ、君の事。」と「右に柔らかな呼吸 左にやさしい鼓動」という歌詞が特にお気に入り。前者は部長になった久美子から部員へのメッセージな感じがあり、後者はそんな久美子を包む仲間たちが浮かぶ。それは麗奈と秀一かもしれないし、奏や葉月、緑輝かもしれない。アンコンで一緒になった美千代、つばめ、夢かもしれない。そこは色々な解釈ができるからこそ美味しい感じがする。あと「持ち寄るハーモニー かさねあう “誓い”」という歌詞はTRUEさんのユーフォへの解像度が高くてめちゃくちゃ良い。ユーフォのことを想ってくれて本当にありがとう・・・。

お知らせ

 都合により9月の月報はお休みします。10月月報でまとめてお話しできたらいいな。このままトンズラこいたら「あいつ飽きたな。」とでも思ってください。