3月まとめ

 4月に投稿しているから遅刻?いやいや違う。3月31日に記事を投稿することこそ早計なのだ。
 なぜなら3月31日はまだ3月が終わっていない。終わってもいないのに3月を締めくくるなんてこと自体ナンセンスなのだ。1月と2月の自分が間違っており、3月の自分が正しい。当たり前だが3月31日の投稿など造作も無かった。そして3月が確実に終わった今、投稿すべきだと思い至った。人間の成長を感じられるブログ。それがむにろぐ!である。

 嘘である。
 仕事が終わらなかっただけである。

 3月はイベントが盛りだくさん。黄色い車の彼は3ヶ月連続の出演となるか。乞うご期待である。

 

3月イベント一覧

3月4日 冨浦襲撃

 館山に住む友人と黄色い車の彼と千葉県の冨浦辺りを走っていた。黄色い車の貴方、皆勤賞おめでとうございます。
 気候もちょうどよく、ツーリング日和。道の駅保田小学校にて急にラジオ体操が始まったため参戦。
 南房総市にあるおさかな倶楽部ではデカすぎるアナゴの天重を頬張り、最高となっていた。
 道の駅とみうらでは菜の花を見たり桜を見たりしていた。
 天候に恵まれ、芝生と一体化したり海を見てぽけになったりもしていた。内房は最高である。
 東京湾アクアラインは絶対に許さない。
 

3月11日 早朝秩父襲撃

 秩父で日の出でも見るかとなり、朝3時半に家を出て秩父で日の出を見て帰るだけのツーリングをした。
 秩父の美の山公園は人が全くおらず、貸し切り状態であったため好き勝手していた。普段なら撮らないような写真を撮ったりしてみたり。
 朝のツーリングは道も空いているためのんびり走れてお得。日の出を見ながらお茶を飲みおにぎりを食べぼーっとする。こういう時間が人生には必要なのだなと実感した。
 これから1カ月くらいはダムに行って欄干でぽけになれる最高の季節のため、たくさん走りたい。


3月19日 池袋豪遊大会

 私の一番古いネットの友人たちと池袋で豪遊した。かなり久々に会ったにもかかわらず変わらない距離感。安心と信頼しかなかった。
 グランドシネマサンシャインで映画を観ずにアイスを頬張る。ディッピンドッツというアイスだった。つぶつぶいていた(こなみかん)
 サンシャイン水族館でタコやらクラゲやらアロワナやらを眺め、もうどくてんという毒を持つ生き物たちにはしゃぎ倒していた。水族館のガチャを回そうとしたら壊れ、直してもらって2回目を回したらまた壊れたからたぶんもうガチャを回さない方がいいのだと思う。もう二度とガチャなんて回さない。
 プラネタリウムなんてものにも参戦。しかし日頃の労働の疲れからか大半が意識を飛ばしており、全編ちゃんと見ていたのは一人だけであった。ちなみに私は意識を飛ばした側である。
 夜は焼き肉。日本酒も飲んで最高になっていた。
 やったことの充実感もそうだが、やはり気心知れている友人たちと過ごした時間だからこそ充足感に満ちていたのだと思う。一番古い友人たちのグループ全員が参戦できたわけではないため、いつかまた全員集まれたらいいなと思う。

3月21日 鴨川花見はんドンカメラ部

 所属するマストドンインスタンスでの大規模リアルイベント。いわゆるオフ会。
 初めましての人やお久しぶりの人、親の顔より聞いた声の人など多岐に渡る人たちと花を見たり見なかったりした。
 レジャーシートに座り、ぼーっとしていると14歳女子中学生のお兄様がふと「これを家でやってたら後悔するのに外だとそう思わないよなあ」と言っていたのが印象深かった。たしかに同じようにぼーっとしていても外にいるというだけで謎の「やった感」が味わえる。ぼーっとしている行為は変わらないため、これはお得だなとなった。
 参加者の中にはお子様連れの方もおり、ご飯を食べさせたりあやしたりしている姿を見てシンプルに尊敬していた。私に子がいたら同じようにできるのだろうかと不安になりつつも、子どもはかわいい。自分の子ならなおさらだろう。少しだけ妻子を持つことに前向きになれた気がした。結婚は程遠いのだが。助けてくれ。


加齢

 3月15日に歳を一つ重ねた。20代最後の1年が始まった。
 これと言って何か思うものも無く「ああ30歳が近づいたな」程度の感想しかなかった。ただそれだと面白みも無いため、この機会に自分という人間を見つめなおしてみようと思う。

 公私ともにそうなのだが、やることはちゃんとやりたい性格をしている。特に任されたことはほぼ完璧を目指そうとするため、責任感とかは比較的強い人間なのだと思う。ただ手の抜き方がへたくそなので、不器用な人間でもあるんだなあとも思う。
 感情的であり、頭より先に体が動くタイプ。頭でやることを整理している時に体は立ち上がっていることがしばしばあり、仕事でもよくやるため一人で恥ずかしくなりながら席に着きなおしている。
 喜怒哀楽が激しく、怒りの感情は特に強くなりやすい。最近になってようやく怒りのコントロールを少しだけできるようになってきた。予測していないことが起こることが大嫌いであり、パニックに陥りやすい。深呼吸をして紙やPCのメモ帳に起きていることとやるべきことをまとめてようやく冷静になれるようになってきた。
 人が好きであり、人と繋がっていることに安心感を覚える。自分を見てもらえることが好きであり、話の中心にいたい気持ちがかなり強い。過去に街コンなるもので知り合った人からは「見て見てちゃん」というあだ名をつけられ、その単語のみが割りとトラウマになっている。(当該人物そのものへの未練やトラウマは一切ない)そのため最近は立ち回りとかを気を付けたいな思うようになってきている。
 快楽に弱すぎるため、タバコとギャンブルと風俗にだけは近寄らないようにしている。確実にハマる。ガチャはギャンブルだろ。返す言葉もない。現に今もハマっている。引くことにも、沼にも。
 そしてなにより、ここまで自分のことを書けるくらいには自分が好きなのが私なのだと思う。気持ちの悪い話だが、自分が嫌いであるよりはマシなのだろうと思う。これから何十年と付き合っていかないといけない奴なのだし。


何かを作ることについて

 とある同人誌に駄文を寄稿することとなった。生まれて初めて物語を一つ書く経験をしたためかなり苦戦を強いられた。
 まず何を書いていいのか分からない。今回とある作品に1ミリでも関係あれば何でもよいという題材であったのも、私を悩ませる要因の一つだっただろう。書きたいものをある程度絞ることができてから参加を表明したほどである。
 そして次は書き出しが分からない。恐らく書き出しだけで何回もやり直していた。何回もやり直している内に、とりあえず構成を雑に書くことから始めようと思い至る。起承転結を意識し、自分が書きたいところを雑にまとめる。台詞や地の分が浮かんだ場合はとりあえずそれもメモをする。そんな感じで進めてなんとか形になっていったが、まあしんどかった。一番厄介なのが脳内にあるものを文章として出力する行為だった。とにかく面倒くさい。これの何が面倒なのかは自分でもある程度理解できている感じがしていて、要するに抽象的に浮かんでいるものを具体的な文章にしなければならず、私はそれが苦手なのだろう。あとは脳内である程度できているから後は書くだけだしすぐ終わるという驕り。
 そんな中でやる気に火をつける投稿を見て、これはやらなければならないなとようやく思い立ったのが3月13日ごろ。その日のうちに第一稿を完成させた。世の編集者たちはこうやって作家のやる気を出すのかもしれないなあなんてのんきに思っていたりもした。
 なにはともあれ自分の中の妄想を一つの作品として完成させたのは非常に良い経験となった。こういう身内しか見ていないブログとかならばまたやりたいかもしれない。


仕事について

 7年勤めた部署からついに異動することとなった。通勤先も変更になるため引っ越しと引継ぎで月末はてんやわんやしていた。月報が遅れたのも労働が悪い。労働許さない。
 新しい職場は今とまったく異なる場所であり、色々と厄介そうなことにも巻き込まれていきそうな雰囲気である。やりたい仕事かと言われるとNOだが、おもしろそうな仕事ではあるため前向きに挑んでいこうと思う。
 今までの職場での残務処理と引継ぎはとにかくしんどかった。滅多に残業しない人間が残業をすると、たかが2時間程度でも音を上げるのだなとなっていた。いや2時間も残業をさせるな。そもそも労働をさせるな。
 異動することになり、周りからは予想以上に声をかけてもらった。世辞であっても嬉しい言葉が多く、そういうことを言ってもらえるというのはありがたい話であった。最終日はお世話になった上司や先輩後輩に挨拶をし、本当に異動なのだなあとしみじみしながら職場を出た。
 7年間仕事をして得たものは大きく、悪態をついてばかりいたが確実に好きな仕事だったと言い切れる。最後の方は慢心が勝る場面も多かったため、異動させてもらえることはプラスだとも思っている。栄転とはとても言えないが、次の場所での経験をプラスにできるかマイナスにするかは自分次第だと思っているため、一から勉強しなおすくらいの気持ちで挑んでいきたい。
 ということを書いているとやっぱり私はやることはちゃんとやりたい性格なのだなと思う。

今月の曲

ray/BUMP OF CHICKEN
youtu.be
 異動になるって決まってからやたらと聴いている曲。「大丈夫だあの痛みは忘れたって消えやしない」というフレーズが刺さる。自分はこれから新しいところへ行くが、きっとこれまで経験したものは自分の中に残り続けるんだなと安心させてもらえた。ただ「あの痛みは忘れたって消えやしない」と言うのではなく、その前に「大丈夫だ」と入れるあたり優しい曲だなと思えていた。
 3月はバンプを改めて聴くことが多く、ray以外にも「新世界」や「SOUVENIR」などを聴き漁っていた。久々に聴くバンプは高校生の頃に聴いていた時とは異なる感情を抱かせてくれることが多くあり、「銀河鉄道」や「supernova」など愚かにも昔は飛ばすことが多かった曲が今染みるようになっていた。きっとその分大人になったのだなと思わせてもらえた。そして昔から好きな「ダンデライオン」や「66号線」は今でも好きであり、変わってない自分もいるんだなとも思わせてもらえた。
 10年前を思い出させてくれて、今の自分にも力をくれて、BUMP OF CHICKENには感謝してもしきれない。